風の歌を聴け 村上春樹
いつも過ぎてく景色ばかり見てた
不可抗力なスピードで
きみが行こうっていった
見渡せば
眩むような世界
優しい背中で聞いていた
途中下車を許して
温かい背中が臆病に
温もりを掴むから
これだけで精一杯なら
無防備に愛して
明後日くらいまでなら
指切りをしよう
過ぎてく景色のスピードに
やがて掠れてしまうから
という、自分の詩を思い出しました。
難しい批評はできないけれど、
過ぎ去っていくんだなぁと思いました。
風のように
風の中で
あらゆるものが
でも変わらないものもある
自分の中に
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: 文庫
- 購入: 43人 クリック: 461回
- この商品を含むブログ (466件) を見る
次は「1973年のピンボール」を読んでみたいと思います。