いちばん危険なトイレといちばんの星空 世界9万5000km 自転車ひとり旅2」 石田ゆうすけ


 去年読んだのだけど、石田ゆうすけさんの良さを再認識したので、感想を書いてみよう。と思ったが、感想ではなくなってしまった!


行ってみたい国ベスト4(行ったことない国で。あくまでも「国」で。)


1位 インド
2位 モロッコ
3位 スペイン
4位 グアテマラ
(ま、モロッコとスペインはセットで行きたいんだけど。)



行ってみたい地域及びルート


1位 インド+ネパール+チベット自治区ブータン
2位 シルクロード ウイグル自治区→トルコ(及び中東+中央アジア



 上記以外にも行きたい場所は、アラスカ・メキシコ・キューバ・北欧・アイルランド・フランス・バルト三国(及び旧ソ連から独立した地域)・ハワイ・太平洋上の島々・・・と、挙げればきりがない。



 この本を読んで今まで以上に行ってみたくなった場所は、やはりアフリカ大陸。「とくにサハラ以南の『ブラックアフリカ』」。しかし私にはまだアフリカにある国々にそれぞれのイメージ・区別ができない。故に遠く感じるのだが、「最終到達地」という感じはある。「ルーツ」と言ってしまうのはありきたりだが、結局のところそうなのかもしれない。「血」だな。旅に出るのも「血」だよ。



 最後のエピソードが印象に残ったので、抜粋しておく。


「もともとこの世界には、“色”も“形”もないのだ。
 すべては自分の脳がつくりだしているのだ。」


 自分の内側の枠がひとつ外れると、(外側の)世界がぐんと近くなって、そして際限なく広がっていく。



 やはり、石田ゆうすけさんの書く文章が、とても好きだなと思った。