旅学 no.3
- 出版社/メーカー: AーWorks
- 発売日: 2009/02/01
- メディア: 大型本
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昔はどんな紀行文を読んでも、なんとなくいつかはそこに行ける気がしていた。
その土地を旅している自分を想像できた。
でも今は、自分の一生のうちに行ける場所なんてほんの一握りなんだなって、最近になってようやく気付いた。
がんばれば多くの国をまわることはできるだろう。でもきっと訪れない村は無数にあるだろうし、そんなに多くの国に行ってみたいとは思わなくなった。
紀行文なんて読んでる暇があれば実際に旅をすればいいのに。なんて思ったりしていた。
でもここは行かないだろうなという場所のことは、紀行文と写真で知った気になれば充分になった。そこがどんなに美しい場所であれ、その土地にいる自分が想像できないってことは、多分行かないって場所なのだろう。
ただ紀行文は行かないであろう場所だけでなく、行きたくてしょうがない土地の話を読んでしまったりもするのだけど。そして呼んでいる、なんて思ったりする。。
ひとときの安全のために
自由を放棄するものは
そのどちらも得られない
と言ったのは、ベンジャミン・フランクリンだった。
まだ間に合うかな?って何度も思う。
旅がしたいな。