しゃばけ   畠中恵

仕事あがりに友人と夕食のため待ち合わせをし、私は時間つぶしに本屋に入り、ぼけっと椅子に座っていた。そしたら本棚に畠中恵の「しゃばけ」を見つけたので、ちょっとひっぱりだしてきて、座り読みをした(椅子でね)。この畠中恵の「しゃばけ」は少し前に、何かの番組で見て気になっていたのだ。
それは江戸の気の弱い若旦那と妖の話なのだが、読み始めるとみるみる内にその世界に引き込まれていく。江戸の話というから少し読みにくいかと思っていたら、そんなことは全くなくとても読みやすくてテンポがいい。
そのうち、ちゃんと読みたいなと思う本だった。