普通=幸せ?

先日静岡新聞で、
「普通であることを幸せに感じる」
という記事を読みました。



人は幼児期から思春期にかけて、
例えば親など特定の人や物事に対して、
ものすごく大好きで抱きついてくるときもあれば、
大っ嫌いになり暴力や暴言を吐くときもある。
ひとつのことに対して両極端な感情を抱き、
そのことに葛藤する。


しかし大人になるにつれ、
どんな人・物事に対しても、
好きと嫌い(愛と憎しみ)が同居していることを理解し、
受け入れていく。
そしてその両極が同居していることが普通になり、
普通であることを幸せに感じるようになる。



と、私の解釈ではそんなようなことが書かれていた。



大人になると、
いろんなことが受け入れられるようになるんだねぇ。
受け入れながらも、
興味と好奇心・諦めないことを維持したい。
普通であることは幸せであるかもしれないけれど、
私はまだ、
普通であることを簡単には受け入れられないなぁ。
普通でないことに惹かれてしまうなぁ。
だからきっと世の大人には受け入れられないんだろうな。





3月に読んだ本。

・百瀬、こっちを向いて。 (中田永一 著)
・いたずらの天才 (池田正昭 著)(←職場の理事長の本です)



3月に観た映画。
髪結いの亭主
ヴィヨンの妻〜黄桃とタンポポ
築地魚河岸三代目
クララ・シューマン 愛の協奏曲



2月から読んでで、未だ読み終わらない本がある。
もう、急いで読むのはやめた。
もったいないからチビチビ読むことにした。


SURF IS WHERE YOU FIND IT (ジェリー・ロペス 著)


この本を読んでいる間、
私はハワイの海にいて、
ハワイの風の中にいる。
それはそれは幸福な時間。


人生をサーフィンに捧げた(←まさにその言葉通り)ジェリー・ロペスの、
サーフィンに関する数多くのエピソード集である。


つまり、


「生きるということは本当に素晴らしい。
 サーフィンをするたび、私たちは人生がどんなに素晴らしいものか再確認させてもらえるのだ。」(本文抜粋) 


ってことが書かれている。
うーん、私の言葉で伝わるだろうか。
「サーフィン」は生きていくうえでのあらゆることに当てはまり、
時には教訓になったり魅力を教えてくれたり・・・
ま、どれだけ私が言葉にしたところでかなわないな。


無人島に1冊だけ本を持っていけるなら、
この本を持って行きたい。
サバイバルには向かないかもしれないけど、
幸福な時間が無限に詰まっている。
願わくは、
ロンボクのビーチでサーフィンとこの本があればいい。


最後に、好きな言葉をもうひとつ。


「悩むくらいならとりあえずパドルアウトしてみろよ」