さよならみどりちゃん。

さよならみどりちゃん [DVD]

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南Q太を好きになったのは、
高校の頃本屋でフィールヤングに載っていた
夢の温度」を立ち読みしてからだ。
本屋で泣きそうになった。
それからデビュー作から「クールパイン」まで全巻揃えた。
それ以後は何が出ているのかすら知らないけど。


最近漫画買ってないな。
ほとんど読んでもないし。
読みたいなと思ってる作品はたくさんあるけど、
なかなかそこまで手が回りません。


さよならみどりちゃん
南Q太の本当に初期作品は売りに出してしまったけど、
割と初期のこの作品は何故か何となく手放せなかったもの。
映画になった時、
この作品で2時間もつの??って思ったけど、
漫画と映画って台詞や合間やペースが同じにできるから、
漫画をあますところなく映画にできたって感じでした。
映画の方が俳優がきれいだから美化されてる感はありましたが。


みんなみんな一方通行の思い。
ゆうこがユタカに惹かれてしまう気持ちがわかる分だけ痛い。
やっぱり、何故かなんとなくなんともいい作品でした。
星野真里、かわいい。
西島秀俊、女にだらしなくてどうしようもない男ぶりが、
それでもやっぱりいい。


最後にゆうこがユタカに思いをぶちまけるところは、
すごくすごくいい。
満たされたと同時に崩壊していく。
月は、満たされたと同時に欠け始める。
14番目の月を見てみたいね。




西島秀俊が「ユタカ」役で、
「さよならいつか」でも「豊」だったので、
「沓子(中山美穂)」が「豊」って呼ぶのを思い出して思い出して、
なんか妙に切なかった。。