■
2009年。大晦日。
92歳のおじいちゃんと腕を組んで、
晴天に舞う風花を見ていました。
風花が舞っていることも、
私が隣にいることも、
10秒後には忘れてしまう。
記憶の端から流れ落ちてしまう。
そんなおじいちゃんと、
舞い散る風花を見ていました。
帰り道。
今日は大潮。満月。明るすぎる夜。
ライトの先から風花が、
優しく頬を切るように吹き抜けていく。
今年読んだ本をまとめてみた。
1月
不明
2月
不明
3月
闇の子供たち ヤン・ソギル
メコン・黄金水道をゆく 椎名誠
泳ぐのに、安全でも適切でもありません 江國香織
4月
とおくはなれてそばにいて 村上龍
旅学 01
5月
なんくるなく、ない よしもとばなな
初女さんからお母さんへ 生命のメッセージ 佐藤初女
H5N1型ウイルス襲来 岡田晴恵
歩兵の本領 浅田次郎
植村直己 妻への手紙 植村直己
なんくるない よしもとばなな
キッチン よしもとばなな
6月
風の歌を聴け 村上春樹
ユダヤ人大富豪の教え 本田健
カフーを待ちわびて 原田マハ
7月
旅学 02
星々の悲しみ 宮本輝
とかげ 吉本ばなな
泣かない子供 江國香織
8月
波照間からの旅立ち 赤座憲久
うたかた/サンクチュアリ 吉本ばなな
9月
旅学 03
10月
母なる自然のおっぱい 池澤夏樹
「原因」と「結果」の法則 ジェームス・アレン
神はテーブルクロス 須藤元気
k.m.p.の 南の島ぐるぐる。
11月
誰も知らなかった 石垣島物語
1973年のピンボール 村上春樹
ハチ公の最後の恋人 吉本ばなな
12月
東京ゲストハウス 角田光代
地図で歩く鎌倉・江ノ電
目下の恋人 辻仁成
しめて、33冊。
来年はもっと読みます。