今朝の日曜美術館は、ダスタフ・クリムトでした。


クリムトの絵は初めて見たのだけれど、すごく好きだと思いました。



原画を見てみたい。
ウィーンが主で、オタワやニューヨークにも有名作があります。
でも個人蔵のものが多いようです。



クリムトの絵を見て、中堀慎治の絵を思い出しました。



金箔の背景の女性像、という点で。



そして調べてみたら、中堀慎治は「和製クリムト」とも呼ばれているらしいです。
なるほど。




中堀慎治は、私が2冊だけ持っている画集のうちの一人です。
ちなみにもう一人は小野田維。



偶然、クリムトの作品に似ているなーと思う中堀慎治の作品を二つ見つけました。
(模倣しているとまでは言えないかな)


ユディト1     クリムト



「みたびめぐり来て」     中堀慎治



アッター湖の島     クリムト



「『夕べの小曲』シューマンに寄せて」     中堀慎治


中堀慎治の作品はウェブ上になかったので、そのうち画集から載せたいと思います。
(画集から載せるのってダメなことなのでしょうか?誰か教えて。)




中堀慎治の「みたびめぐり来て」は私がとても惹かれる作品のひとつで、作品の中で一番印象に残ったとも言える作品だったので、その偶然というか、脳のどこかが覚えていてクリムトの作品を観てパチンと来たのかなと思いました。
なんだか不思議です。

そしてクリムトの「アッター湖の島」もウェブで観て、気になった作品だったので、これもまた不思議です。






官能的な眼差しと柔らかな肉体の内に、女という生き物の欲と深さを感じます。